후리가나로 읽는 일본 고전
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しんらん
親鸞
吉川 英治
吉川 英治의 親鸞(しんらん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 566,138자 · 1127화면
峰阿弥は、
「かしこまりました」一礼して、撥を把り直した。
四絃をぴたと構え、胸を正しくのばすと、芸の威厳といおうか、貴人の前も忘れたような彼だった。このとき位階や権門も芥のようなものでしかなかった。しいんとしずまる人々を睥睨して――
祇園精舎の鐘のこえ
諸行無常のひびきあり
沙羅双樹の花のいろ
生者必衰の理をあらわす
おごれるもの久しからず
ただ春の夜の夢のごとし
猛き人もついには亡びぬ
ひとえに風のまえの塵のごとし
遠く異朝を訪ぶらうに
秦の趙高
漢の王莽、梁の朱、唐の禄山
旧主先皇の政にもしたがわず
楽しみを極め
諫めをも思い入れず
天下の乱れをも悟らずして
民の愁いも知らざりしかば
みな久しからずして
亡じにし者どもなり
近く本朝を慮るに……
峰阿弥の顔は怪異にさえ見えてきた。撥は四絃を刎ね、黄桑の胴を恐ろしい力でたたいた。彼はもう芸以外に何ものも天地にないように額に汗を光らしてくる。聞く人々も彼の芸の中にひきこまれて我に回ることができなかった。かの白楽天の琵琶行の話を江の湖上に聞くような気持に囚われていて、その間は無心な燈火さえうっとりとしているのであった。
間近くは六波羅の入道