후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しんらん
親鸞
吉川 英治
吉川 英治의 親鸞(しんらん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 566,138자 · 1127화면
「さよう」善信は一同のあいだへ静かに座をとって、よほど激論のあったらしい一同の熱した顔いろの跡をながめていた。湛空は、膝をつめよせ、
「たとえば、吾々は、ひとしく浄土に生きんという理想をもっている。けれど、凡夫の吾々と師の上人とは、信心の誠というものがどうしても異うはずです。――そうしてみると、われらは、いつになったら師の上人のような心境になって、真の安心が得られるだろうかと考えたくなる。――生れつきの愚鈍や凡夫では生涯かかってもついにほんとの往生極楽の味はわからずにしまうのじゃないかと思うのです。……で、議論になったわけじゃ……信仰は万人一か異のあるものか。変か不変か……問題なんです」
七
「いかがです、善信御房」
「されば」善信は、居ずまいを直し、
「私の考えを述べます」はっきり答え出したので、同席の人々は、みな善信の眉へ視線を向けた。善信の眼には、彼のここまで研きぬいてきた信心が、こって眸となっているように燿いていた。
「信心に、二つはありません。唯一なものです。人に依って、その誠にも変りがあると仰せられるのは、古い考え方です。聖道門の人たちのいった言葉が、まだあなたがたにどこかこびりついているせいでありましょう」