일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんらん

親鸞

吉川 英治

吉川 英治의 親鸞(しんらん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 566,138자 · 1127화면

아오조라 문고

「慈円は、病で臥しております」といって、居室に、籠ってしまった。

前の関白兼実の実弟にあたる僧正として、この不快、不合理な問題に対して、それくらいな態度を示したのは当然であり、歌人の見識としても、はなはだもっともなことなのであるが、そのために、朝廷の心証はいっそう悪くなって、

「さらば、不問のまま、遠流の議を奏聞すべし」という声が高まってきた。

月輪兼実が、朝廟にあって、関白の実権をにぎっている時代なら、当然、こんなことは起らないのであるが、その月輪公は、両三年前に、すでに官をひいて、禅閤ととなえ、今では隠棲しているので、それに代って、朝に立った政閥と、それを繞る僧官とが結んで、弟の慈円僧正をも、青蓮院から追い出して、自党の僧で、その後にすわろうという謀らみなのでもあった。

「すてておいては、僧正の罪を大きくするばかりです。範宴御房、師の君に代って、貴僧が、御所へ参って、申し開きをして下さるわけにはゆきませんか」

七

事件は複雑だ、裏と表がある。問題となった和歌などはむしろ排撃派の表面の旗にしか過ぎない、僧正があってはとかく思うままに振舞えない僧門の一派や、月輪兼実が隠棲したこの機に、旧勢力を一掃して、完全に自分たちの門閥で朝廷の実権を占めようとする新任の関白藤原基通や鷹司右大臣などの意志がかなり微妙に作用し