후리가나로 읽는 일본 고전
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しんらん
親鸞
吉川 英治
吉川 英治의 親鸞(しんらん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 566,138자 · 1127화면
川をへだてているものの、火とさえいえば、六波羅のまえは、四門に兵を備え、出入りや往来へ、きびしい眼を射向けている。
辛くも、そこを押し通って、西洞院の辻まで来ると、鎌倉者にしては粗末な具足をつけた小侍が、
「待てっ」と、ふいに闇から槍をだした。
供をしてきた郎党は透かさず、
「怪しい者ではござらぬ、これは頼家公のお身内土肥兼季が家の子にござるが、こよい法話聴聞のために、聖光院よりお迎え申した御門跡範宴少僧都の君を、ただ今、主人のいいつけにてお送りもうす途中でござる」といった。辻警固の小侍は、
「範宴少僧都とな」と、念をおした。
「されば」明答すると、
「役目なれば――」つかつかと牛車のそばへ寄ってきて、ぶしつけに簾の内をのぞき見してから、
「よろしい通れ」と許した。会釈して、まっすぐに進もうとすると、また、呼びとめて、
「あいや、こう行かれい」と、西を指さした。
それでは廻り道になると説明すると、小侍は、一方の大路にはこよい探題の邸へしのんで賊を働いた曲者があって、討手が歩いているし、胡散な者と疑われるとどんな災難にあうかもしれぬから親切に注意するのだといって、