후리가나로 읽는 일본 고전
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しんらん
親鸞
吉川 英治
吉川 英治의 親鸞(しんらん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 566,138자 · 1127화면
三
「だめですぜ、あの邸は」
「ふーむ、見かけ倒しか」
「そうでもねえが、五十日ほどまえに、こちとらがあの村は荒してあるので、長者の親爺は、腕のできる郷士を大勢召し抱えて、今度賊が来たら、村の者とも合図しておいて、一あわ吹かせてやると待ちかまえているんです。――そんな所へ押し襲けて行ってごらんなさい、これだけの人間が、半分も生きて帰るはずはない」
「そいつアいけねえ」天城四郎も、生命が惜しむべきものであることは知っていた。
「じゃあ、ほかはどうだ」
「あっちこっちと、見て廻ったがどこだって、戸じまりのゆるそうな邸はねえ。ここは、楽に忍べると思えば、金けも什器もねえがらん洞だし、ここには、みっしりと金がうなってるなと思うような邸には、今いったとおり、用心棒が頑張っているといったようなわけで……」
「だんだん、世の中が悪くなった……」四郎はやや興を失った。
「源氏や平家の有象無象が、討ッつ討たれつ、双六の賽みてえに天下の土地をあばき合っていたころには、こんな野原にも、金目な鎧や太刀を佩いた死骸が野良犬に食わせて捨てられてあったし、俺たちも、どこの邸へ火を放けようが、女をさらってこようが、金をかついでこようが、咎める奴はなかったもんだが、戦がやんで、侍が役人になって、百姓が豊年満作を貪るようになっちゃあ、もう、俺たちのほうは上