일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しんらん

親鸞

吉川 英治

吉川 英治의 親鸞(しんらん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 566,138자 · 1127화면

아오조라 문고

と、いった。

すぐその翌日だった。何という身軽さであろう、親鸞は、生信房を案内として、西仏、光実、了智の五人づれで、もう角間の草庵を引き払い、みすずかる信濃を後に――浅間の煙のなびく碓氷の南へ――峠を越えているのだった。

もっとも、佐々木光実と了智の兄弟は、碓氷峠のあたりまで見送って、元の地へ引っ返した。もちろん、親鸞によって開拓された信濃地方の帰依地をなお培い守るためである。

親鸞と生信房と西仏は、間もなく、常陸の下妻にわらじを解いた。

そしてこの地方の――大利根のながれと、赤城おろしと、南は荒い海洋に接している下総境の――坂東平野をしずかにながめ、ここにまだ、文化のおくれている粗野な人情と、仏縁のあさい飢えたる心の民衆を見出して、

(われここに杖を立てん)と、親鸞はひそかな誓いと覚悟とを抱いた。

下妻に、三月寺という、もう荒れ果てた廃寺があった。

彼を請じた第一の檀徒である小島郡司武弘が、さっそく、お住居をといって、住院の結構を心配するのを退けて、親鸞は、「あれに住もう」と、廃寺の三月寺を乞いうけて師弟三人が、雨の漏る茅屋根の下に、生活を初めた。