후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しんらん
親鸞
吉川 英治
吉川 英治의 親鸞(しんらん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 566,138자 · 1127화면
念仏の屋根の下に、またこうして一人の信仰の友がふえたのである。暴風雨の破損もやがてすっかり修繕されて、冬の夜の炉べりは賑やかだった。
生む力、殖えてゆく力、念仏門の信仰は、春の土壌のような無限さをもって、日月の光のとどかない所にも念仏の声はあるように弘まって行った。したがって、
(ぜひ、上人のお膝元に)と、入室を願ってうごかない熱心な求道者も、断りきれないほど日々訪ねてくる。
綽空は、同房の混雑に、その年のすえ、岡崎に小やかな草庵を見つけて、そこへ身を移すことにした。
勿論、日ごとに、岡崎から吉水へ通って、上人に仕えることと易行念仏門の本願に研鑽することは一日とて、怠るのではなかった。
岡崎の家
一
岡崎の草庵の地は、松に囲まれた林の陰で、その松のあいだから白河の流れが透いて見えた。うしろは、神楽岡の台地である。近衛坂を下る人の姿が、草庵の台所から小さく望まれるのであった。
綽空は、毎日、その坂を越えた。吉田山から鳥居大路へ出て、吉水の禅房へ通うことが、どんな風雨の日でも、休みなき日課であった。
もちろん、炊ぎのことも、朝夕の掃除も、まったく一人でするのであって、まだ筧が引いてないので飲水は白河へ出て汲んでくる。