후리가나로 읽는 일본 고전
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しんらん
親鸞
吉川 英治
吉川 英治의 親鸞(しんらん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 566,138자 · 1127화면
と、いった。
四
心境に大きな変化が起っていたのである、たえまなく自己を考え、また真理を究握しようとしてやまない善信の内省のうちに、このごろ、ふと、今も生信房にいったような気持がたしかにわいてきている。
「……おもうてみると、自力聖道の門から他力易行の道へかかるまで、そのあいだの幾多のまよい、もだえ、苦行、またよろこびなど、三十九歳の今日となって、振りかえってみれば、実にただ愚の一字でつきる。おろかしや――われながら今、その愚かさにおどろかれる」つぶやくように、善信はいうのである。
師のことばに、生信房はおのずと頭が下がった。そして、賢しくも、自分などが近ごろ、やや念仏門の真実がわかったような顔をしていることが、恥かしくなった。善信は、なおいう。
「このごろ、しみじみとわしは自分がわかってきたような気がする。――飽くまで凡夫を出でない人間じゃと。――さきの夜、あの生信房がいうのを聞くにつけて思いあわせられたのじゃ。極悪無道の大盗四郎であった彼が、たちまち、なんの苦行や迷いや悶えもなく、嬰児が這って立つように、素直に念仏を体得している様を見ると、そこに、凡夫直入のわが念仏門の真理が手近にある。