일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おうしゅうきこう

欧洲紀行

横光 利一

横光 利一의 欧洲紀行(おうしゅうきこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 120,107자 · 241화면

아오조라 문고

七月廿七日

七月廿八日

私は人種も一目で分るようになって来た。笑婦も脚の運びで見当がつく。ベルリン、パリー、ロンドンは笑婦に一脈の共通な悲しいところがある。しかし、このようなものも日本に来れば貴婦人に見えるだろう。

七月廿七日

どこもかしこもこれ程掃除の行き届いた街はない。人間の心もこのように清潔になれば戦争をするより希望はなくなるのかもしれぬ。

いったい地上で生活している限り、考えに考えて、考えぬいた者は何によって動くか。整理の限りを尽した人物は、団結するより方法はあるまい。団結のおもむくところ絶対の平和か戦争か、そのいずれか以外に動く筈はない。大戦に敗北したこの国では善悪の問題はも早や過ぎ去ったのだ。人間共通の問題を考えるというがごとき迂遠なことは、ここでは意味をなさぬのである。ここではカントとゲーテの出たのは百年も前のことだ。今は、ドイツではファッショ以外には赦されぬのであろう。負けてみなければ分らぬ心理については、勝ってばかりいるものに分らぬという不合理がある。

七月廿八日

ウンテルデンリンデンを歩き、正金銀行を探してみたがよく分らない。すると、老婆が一人私の袖を曳いて、あなたは正金を探してるんだろう、正金ならそこを行って横へ曲れと教えてくれる。