일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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おうしゅうきこう

欧洲紀行

横光 利一

横光 利一의 欧洲紀行(おうしゅうきこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 120,107자 · 241화면

아오조라 문고

これは明かに心理の問題である。世の中にはこの名状すべからざる心理上の暗黙の微笑が、論理という公明なものの中間に存在しつつ、自由自在に動いている。広大な世界を形成している。作家はこの広大な揺れ動く世界に立って動かぬ頂上の論理を眺め、実は論理も動かぬながら中心の軸を移行させつつ、形を崩さぬ雲のように流れているものだと観測する。科学の歴史や文芸の歴史、その他哲学の歴史などにしても、私はよくそれらについては知らないが、私の見た限りではこの中の軸の持ち手は、論理家と心理家との二旗手によって廻されて来たようである。論理家ばかりが論理を持って廻った国は、エジプトにしてもギリシャにしても、ユダヤ、ペルシャ、印度、サラセン、ローマ、と見ても殆ど皆滅んでいる。しかし、なお且これらの論理の旗手たちは、国は滅亡しようとも、文化財を彼らは後世の旗手に渡したではないかと主張する論理を持つ。しかし、国家というものは滅ぼしても良いと主張する論理を後世へ伝える人間の行為が、果して健全な心理をも同時に後世へ伝えたであろうかどうかということになると、これが作家の最も注目すべきところとなる。