일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おうしゅうきこう

欧洲紀行

横光 利一

横光 利一의 欧洲紀行(おうしゅうきこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 120,107자 · 241화면

아오조라 문고

非論理な問題に及ばざるを得ない。

論理のために頭と足とを逆にして歩いている人間には、人間の生命力の不思議さを示す以外に法はつかぬ。少し突然であるが、橙は初めは青く次ぎには黄色くなると、またもう一度その同じ橙が青くなっていって地に落ちない。ここには特別の論理がある。この橙の強い生命力は他の蜜柑と違うところで、日本人は昔からダイダイと称して喜び正月には門口へ飾って来た。一度も負けず滅ぼされたことのない民族には、負けたり滅ぼされたりした国の手法はある限度に於てのみ効力を持つだけだ。人間は他人の手前自分の特長を考えない工夫を急いでする要はない。日本主義、新日本主義のいう主張も一応は考えなければ、容易に近代はこれらについて考える時期を来させないと思う。黄色くなった橙に再び青さを与えるためには、このように非論理の科学の作用も自然は必要とするのである。

今までからでも人々の書く論調が、いよいよこれから人間の問題に向いて来たという風潮になると、どことなく人々の顔色に元気が現れたものである。しかしその様な問題もまたいつの間にか消えてしまって、依然として論理でなければ、科学でなければ、人間は進歩しないと言う主張が現れると、人間の色は再びどこへか消えてしまい、人々の頭を目刺のように貫き通した公式が行儀よく死体を並べてしまう。