후리가나로 읽는 일본 고전
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しんらん
親鸞
吉川 英治
吉川 英治의 親鸞(しんらん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 566,138자 · 1127화면
二
(そのむかしの天城四郎が、今では生信房といって、親鸞門下の有徳者になっている)という評判は、民間ばかりではなく、そうした上級にまで、大きな感動を与えながら伝わった。その結果、
(ぜひとも、親鸞上人を、この常陸へお迎え申したい)という希望が、声となり、運動となって、やがてついに実現せずにいられなくなったのである。
生信房は、真壁の代官小島武弘から旨をうけて、
「ぜひ、上人をお請じ申しあげてこいと、以上のような縁故から、わたくしがお迎えのため、その使いをいいつけられて来たのでございます……何とぞ東国の衆生のために、常陸へ御布教を賜わりますように」と、親鸞に会って告げた。
親鸞は、その機縁に対して、感謝した。また、そのむかしは郷里からも肉親からも、悪蛇のように指弾されていた生信房に、そういう余徳が身についてきたことを、どんなにかうれしく思った。
「聞けば、よほど宿縁のある地とみえる。ぜひ参らずばなるまい。――この信濃の教化も、後は、佐々木光実と釈了智の二人に頼んでおけばよかろう」親鸞は、快諾した。そして、
「わしはまた、明日から、次の新しい荒地を耕やそう。仏の御光のとどかぬ所を、またその法悦を知らぬ衆生を導くのが、この愚禿にふさわしいお勤めでもある」