일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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おうしゅうきこう

欧洲紀行

横光 利一

横光 利一의 欧洲紀行(おうしゅうきこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 120,107자 · 241화면

아오조라 문고

これを税関が喰いとめる。土人がこれに反対する。ところが、このごたごたの間に印度自身の機械が発達して、自国品が急激に膨れて来た。そこで英国の計算が面倒になって来たのである。誰にも分らぬ新しい問題が、続々発生しつつあるのだ。こういう場合に頭の良いという事は何の役にも立つものじゃない。どこの国も分らなくなると、

「押しだ。押しの一手で行くより、仕様がない。」

とこうである。いったい、押しとは何んだろう。私はこういうのを考えるのが何よりも今は面白い。英国は頭の良さに今さら苦しんで来たのである。

コロンボでは私の夏服は忽ち見破られた。印度人たちはぼそぼそ囁き合っては私の服を見ていたが、そのうちに突然一人の男が私の服を握ってみた。そして、やっぱりそうだと皆の者に教えたらしい。一同にやにやしながら私を見ているうち一人の者は何かしきりに私に云っている。多分、それはここじゃ、一番悪いものを入れる袋だぞと云うらしい顔つきだ。けれども、私が歩くと後からついて来て服に触ってみるものがだんだん増して来た。あんな袋が洋服になるなら何も印度は困りゃしないと云いたそうだ。私はあるいは爆弾を投げつけながら歩いていたのかもしれぬ。