轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

さんごくし

三国志(七)

吉川 英治

吉川英治『三国志(七)』。同一底本的分册已合并为一书。收入:三国志、三国志。

N1 · 挑战 · 新字新假名 · 371,916 字 · 744 页

青空文庫

二

そして、孔明のひきいて行った荊州の精兵といえば、わずか一万に足らなかった。

張飛をその大将とし、峡水の水路と、嶮山の陸路との、二手になってすすんだ。

「まず張飛は、巴郡をとおり、城の西に出でよ。自分は趙雲を先手とし、船路をとって、やがて※(「各+隹」、第3水準1-93-65)城の前にいたらん」と、告げた。

二道に軍を分って立つ日、野宴を張って、

「どっちが先に※(「各+隹」、第3水準1-93-65)城へ着くか、先陣を競おう。いずれも、健勝に」

と、杯を挙げて、おたがいの前途を祝しあった。

二

別れにのぞんで、孔明は、張飛に忠言した。

「蜀には、英武の質が多い。貴下のごとき豪傑は幾人もいる。加うるに地は剣山刀谷である。軽々しく進退してはならない。またよく部下を戒め、かりそめにも掠め盗らず虐げず、行くごとに民を憐れみ、老幼を馴ずけ、ただ、徳を以て衆にのぞむがいい。なおまた、軍律はおごそかにするとも、みだりに私憤をなして士卒を鞭打つようなことはくれぐれ慎まねばならぬ。そして迅速に城へ出で、めでたく第一の功を克ち取られよ」

張飛は拝謝して、勇躍、さきへ進んだ。