Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ゆきのじょうへんげ
雪之丞変化
三上 於菟吉
Lisez 雪之丞変化 (ゆきのじょうへんげ) de 三上 於菟吉 (みかみおときち) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 344 083 caractères · 673 écrans
二一
「おッと、姐御、御馳走にはいつでもなれる。まあ、おれの話というのを聴いて貰ってからにして貰いてえ」
と、闇太郎がおさえる。
お初は、素直な口調で、
「そうですか――じゃあ、お話というのを伺いましょう? 何か、女手のいる大仕事でもありますのか? なあにね、あたしもこれまで、女だてらに、親分たちを向うにまわして、大きな口を利いていましたが、やっぱし、女ッ切れの一本立ちに、くるしいこともありますのさ――親分の方から、こうしてわざわざ来てくれたのですもの、どんなことでも、否やはいわずに、働かせていただきたいものですよ」
「そうかえ。気がさもののお初さんから、そんなやさしい言葉を聴けるとは、これまで思いがけなかったよ」
と、闇太郎はうなずいて、
「そう言ってくれりゃあ、ちょいと、口から出しにくい話でも、遠慮なく言い出せるというものだ」
「で、親分、お話とは何ですえ?」
と、じっとみつめるお初を、闇太郎は、まじろぎもせずに見返して、
「お初さん、頼みというのは外でもねえが、おまはんが現に手を出しかけていることから、一ばん綺麗に、身を退いて頂きてえのだ」
「身を退け? 手を出している仕事から?」