Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ゆきのじょうへんげ

雪之丞変化

三上 於菟吉

Lisez 雪之丞変化 (ゆきのじょうへんげ) de 三上 於菟吉 (みかみおときち) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 344 083 caractères · 673 écrans

Aozora Bunko

三

「はい、実は、このわたくし、浜川、横山おふた方をはじめ、広海屋どの、長崎屋どのにも、昔より深いえにしがある身でござります。それゆえ、あの方々のお身の上は、いつも、何から何まで響いてまいりますので――」

「ふうむ」

と、三斎はうなった。

「最初から、そなたの身には、いぶかしいことが、まつわっているようわしには思われていた。そのたけたすがたに似もやらぬ、武芸のたしなみといい、何とはなしに感じられる、身のまわりの妖気――浪路が、一目見て、いのちもと思い込んだにも、奇しさがある――さては、切支丹ばてれんの術をも学んだものか!」

雪之丞の紅唇が、冷たくほころびた。

「わたくしは、天下の御法を守るということでは、自分でもたぐいないものと存じます。とうに手を下して恨みを晴らすべき人々をさえ、刃にもかけず、じっとながめているわたくし、何で、切支丹の御禁制なぞ破りましょうや!」

「ナニ、奇怪な言葉のはしばし――手を下して恨みを晴らすべきものをも、討たずに忍んでいると言うのか? そなたは敵持ちか? これ、雪之丞」

と、三斎隠居は、相手の冷殺とした鬼気に打たれたようにしてみつめていたが、