Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ゆきのじょうへんげ
雪之丞変化
三上 於菟吉
Lisez 雪之丞変化 (ゆきのじょうへんげ) de 三上 於菟吉 (みかみおときち) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 344 083 caractères · 673 écrans
あたしにゃあ目の上の瘤さ――それを知って、あの狐野郎をつかって、あたしをあんな古寺なんぞの穴ぐらへ押し込めるとは、あんまりじゃあないかねえ――だから、今夜、あたしは、わざわざ、同じような、古寺をえらんで、おまえさんをお招き申したのだよ。それも、お礼ごころに、あそこよりか、もっと淋しい、もっと怖ろしい、女犯でさらし物になって、舌を噛んで死んだ坊主や、坊主にだまされて、怨み死にに死んだ女たちの幽霊が、丑満すぎには屹度出て来るというこの寺をさ――ここの須弥壇の下の隠し穴は、女たちを絞め殺して、生き埋にほうり込んだあととかで、そりゃあ、陰気で鬱陶しい所だが、おまえさんほどの美しい男が、そのあだすがたではいって行ったら、御殿女中のしいたけたぼ、切髪のごけさんといった、坊主に生き血を啜られた挙句、くびり殺された女たちの怨霊が、さぞ、うつつを抜かすだろうよ――ふ、ふ、このお初ちゃんほどの女を振りとおした雪さんでも、相手が幽霊じゃあ振り切れまいね。その、真白い頬ぺたを噛み切られたり、くびすじを食い切られたり、からだ中を嘗めまわされて、狂い死にに死んでやったら、幽霊たちがそれこそ大よろこびでござんしょうよ。