Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ゆきのじょうへんげ
雪之丞変化
三上 於菟吉
Lisez 雪之丞変化 (ゆきのじょうへんげ) de 三上 於菟吉 (みかみおときち) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 344 083 caractères · 673 écrans
は、御安心なすって下せえまし――」
三斎隠居は、この闇太郎の物語が、耳に入るか入らぬか、ただ、ジーッとわが子のなきがらを、みつめつづけるのみだった。
一九
「ど、どういたして、又、このなきがらが、きさまに運ばれて、わが家にかえることになったか――闇、くわしゅう、申せ!」
三斎、パタリと、唐櫃の蓋をとざして、叫ぶ。
「だから、何もかも、只、浅からぬ因縁だと言っているじゃあありませんか――何でも話を聴くと、どこかに隠れているうちに、横山五助とかいう、お屋敷出入りの悪ざむらいにつけまわされ、操を守るために、その男を、突ッ殺したとかいうことで――」
闇太郎が、そこまで言うと、三斎が、
「えッ! 横山を、むすめが――」
「へえ、よっぽど、しつッこくしたらしいんでごぜえますよ。浪路さまも、堪忍がしかねたと見えますね――何しろ、そこまで決心なさるにゃあ、なみなみのことじゃあなかったでしょう――おかわいそうに――それと言うのも、ねえ、御隠居、おまえさんが、わが子の心を汲むことを知らねえで、わが身の出世のために、お城へなんぞ上げたからですぜ――」
「む、む」
と、隠居はうめいて、