Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ゆきのじょうへんげ
雪之丞変化
三上 於菟吉
Lisez 雪之丞変化 (ゆきのじょうへんげ) de 三上 於菟吉 (みかみおときち) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 344 083 caractères · 673 écrans
だのにあんたが、そんなにしゃっちょこばっていなすっちゃあ、初めてのあっしが、どうにもならねえ」
「如何にも、闇太郎が申す通りだ」
と、三斎は平馬の方に目をやって、
「そういえば門倉、この深更に、何で、わざわざ訪ねてまいったのだ?」
門倉平馬は、食卓から退るように、畳に両手を下ろした。
「実は御隠居さま、拙者、止むに止まれぬ、武道の意気地により今晩限り、旧師脇田一松斎と別れ、未熟ながら一芸一流を立て抜く決心、――それに就き、御隠居さまの、御配慮を煩したく、深夜ながら、お袖に縋るため、まかり出でました次第でござります」
「なに? 脇田の門を捨てたとか? それはまた何故」
と、さすがに土部三斎も愕きの色を浮べて、
「それはまた、どうしたわけだ?」
「御存じはござりますまいが、今度上方より初下りの、中村菊之丞一座の雪之丞、之が、不思議な縁あって、拙者よりも前かたより一松斎門にて剣技を学んだ者でござります。今宵この者に、旧師が、秘伝奥義の、伝授云々のことあり、拙者へも伝授なきものを、河原者風情に、授けられては、面目立ち難く、当方より、師弟の縁を切り、直ちに、脇田家を後にいたした理由――拙者といたしましては、武芸にては、強ち、師に劣るとも思われませぬ。