Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しんらん

親鸞

吉川 英治

Lisez 親鸞 (しんらん) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 566 138 caractères · 1127 écrans

Aozora Bunko

近江中将蓮浄、山城守基兼、その他の文官や武官も、ぞくぞくと衣冠や太刀を剥がれて、西八条へ召し捕られてゆくし、また、鹿ヶ谷の俊寛も、手あらい雑兵に縛しめられ、犬か牛のように、鞭で打たれながら、引っ立てられてきた。

清盛が、その人々を、どんな憎悪と怒りの眼をもって見たかは、想像に難くない。

浄憲法師に向っては、

「この畜類めらが首、滅多には斬るな。手足を、枷に噛ませ、糺問に糺問した上で、河原にひき出して、頭を刎ねい」と、罵った。

浄憲は、自暴自棄になって、白洲から口を裂いて吠えた。

「やよ清盛、そもそも、ご辺は、故刑部忠盛の嫡子であったが、十四、五の頃まで出仕にもならず、京童は、高平太の、眇のといっておった。さるを保延のころ、海賊兵二十人ほど搦め捕った恩賞に、四位の左兵衛佐となったのですら、その当時、人は過分なと沙汰してあったに、その後は、とんとん拍子に、殿上のまじわりもなり、今は太政大臣の高位にお在すこと、自身にても、不思議な冥加とは思わぬかっ。それを、なおこの上にも一門の栄達ばかりを計り、すこしの善政も施さないでは、やがて、この西八条の大棟に、怨嗟の炎が燃えつかずにはおるまいぞよ。