후리가나로 읽는 일본 고전
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あんこくにっき
暗黒日記
清沢 洌
清沢 洌의 暗黒日記(あんこくにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,322자 · 188화면
二月二十一日(火)
三月六日(火)
警察の方では凡ゆる方法をもって圧迫したが、これと敢然戰っている人だ。
中央公論の藤川親昌君が、一ヵ年の牢獄――実は留置場から出てきたが、警官はむやみにぶん殴る。身体がはれあがる。ぶん殴ったあとで体操をやらせる。聞いただけでも熱血沸くものがある。日本には憲法もなければ、法治国家でもない。ギャングの国である。警察でどんなことをされても仕方がないそうだ。正木君がそういうのである。正木君は死ぬつもりで鬪っているという。さもあろう。
正木君は、また、東條前首相に対し、堂々と惡口――正当な批評をした恐らくは唯一の人であろう。
二月二十一日(火)
黒木時太郎君のところに行く。K君(外務省の課長)がいた。K君は吉田茂と重光葵につかえた。吉田はロンドンで二十万円お金を使ったそうだ。彼は祕書として、それをうまく処理したとのことである。
吉田は志士、重光は單なる官僚、それが彼の観察だ。もちろん重光は頭は惡くない。
十九日、敵、硫黄島に上陸す。いよいよ切迫した。
三月六日(火)
正午、植原悦二郎氏と山王ホテルで会見する。同氏は戰爭終結について、重臣方面に話をしている。若槻(礼次郎)とも逢い、岡田啓介とも会談した。