후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
あんこくにっき
暗黒日記
清沢 洌
清沢 洌의 暗黒日記(あんこくにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,322자 · 188화면
十一月九日(火)
同盟通信に載っている。英国はすでに戰爭に勝ったと考えて、戰後経営にのりだしたのである。英国において「最も必要なことは何か」というアンケートに対して、その二割が第二戰線だと答えたが、大東亞戰爭だと言ったものは一人もなかった。米国においては多少事情が異るが、それでも大同小異である。かつて中野正剛その他は、「日本が加担する方が勝つ」と言った。この自惚れが現在の不幸をもたらしたのである。
日本は英国を東亞の舞台から引揚げさすべきではなかった。英国が居れば東亞で相共に米国を牽制することができた。英国は恐ろしくない。しかるにこれを追ったために、英米が握手してしまった。排英運動は、素人の外交運動の最惡の見本であった。
汽車の中や、道路の目星しいところに警官が出張り、一々荷物を檢査する。富山県では米二升のために、自殺したものもあったとか。警官の仕事は、泥棒をとらえるよりも、良民をとらえるものになった。事実、その方が樂でもあろう。
十一月九日(火)
企業整備が盛んに進行中である。交易業者六千商社を一割の六百程度に、また出版業者は同じく約一割といった調子である。が、どんなことをやっても、もう手遅れである。