후리가나로 읽는 일본 고전
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あんこくにっき
暗黒日記
清沢 洌
清沢 洌의 暗黒日記(あんこくにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,322자 · 188화면
十月六日(金)
十月十四日(土)
十月十五日(月)
ハガキがなくなるという噂がたつと、すぐ行列が生れるのである。
ドイツの無條件降伏を前提とし、ドイツを三分し米、英、ソで占領する案が、欧州諮問委員会で決定した旨、ストックホルム電は伝う。
十月六日(金)
頭山満が死んだそうだ。愛国心の名の下に、最も多くの罪惡を行った男だ。同時にまた最もよく日本人の弱点を代表していた男でもあった。
十月十四日(土)
晩、白柳秀湖氏夫妻きたる。夕飯をだすと、こんなにご馳走があっては交際できぬという。彼は若いとき苦労してきただけに、生活のことを非常に気にする。また「有名」とか「人気」のことも、案外神経質である。
台湾に十二、十三、十四日と引続いて空襲あり。
十月十五日(月)
今日は一日家に在り。日英同盟の研究をなす。
小村壽太郎は宮崎県の出身。好戰的である。仲裁裁判の如きには、絶対に賛成しなかった。これが伊藤博文などと、意見を異にした点ではなかったか。小村に対しては研究し直す要あり。
要するに加藤高明とか小村というような強硬外交が珍重されたので、軟弱外交は幣原だけということになったのだろう。
十月十六日(月)
行列が街にえんえんとつづいている。