후리가나로 읽는 일본 고전
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あんこくにっき
暗黒日記
清沢 洌
清沢 洌의 暗黒日記(あんこくにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,322자 · 188화면
三月四日(木)
三月十六日(火)
と言ったという。
三月四日(木)
各方面で英米を憤ることを教えている。秋田県の横手町では、チャーチルとルーズベルトの藁人形をつくり、女子供に竹槍で突かせていると、今朝の毎日新聞は報じている。封建時代の敵討思想だ。そうした思想しかない人が、国民を指導しているのである。
三月十六日(火)
夕刊で東條首相が南京に赴いたことを知った。表面の理由は、汪精衞の來朝に対する返礼である。しかし、すでに租界を無條件返還する話がきまり、これの打合せと対支媚態外交のためであろう。もっとも重大なポイントは、東條も実際外交をやれば、この程度の讓歩をやむなくすること、また事態がここまで押してきたことである。ただ政策的に言えば、これによって支那は日本の弱点を発見するのみで、何らの効果もないことは明らかだ。
この租界返還について、堀内謙介氏(元駐米大使)の話――陛下が東條首相に語り給うた、「有吉公使が、かつて言っていた。支那における西洋人は皿の中の御馳走を、皆な食った。しかるに日本人は皿まで食ってしまうと」。東條は恐懼して帰って來て、高等官を集め、大御心を伝え、対支政策の転換を語ったとのことだ。