후리가나로 읽는 일본 고전
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あんこくにっき
暗黒日記
清沢 洌
清沢 洌의 暗黒日記(あんこくにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,322자 · 188화면
八月二日(月)
八月三日(火)
しかし、転換期を左樣に考えても、もとより宜しからんか。
朝、鶴見、島中とゴルフをやり、成績よからず。僕は日記をつけていると言うと、島中君「危いぞ」という。中央公論社の出版物を警視庁で持っていったが、その中に馬場恒吾君や僕のものもあったと。僕、この日記をつけながら、そうした危惧を感ぜざるを得ず。ただ、僕の場合は「現代史」を後日書くために記録をとどめ置かんとするに過ぎず。
八月二日(月)
柳沢(健)君(元駐葡公使)、來訪す。タイ国で文化事業をやるために努力している。五百万円ぐらい集める予定とか。二、三週間以前、重光外相と午餐を食ったとき、外相は「欧州のほうが先きに和平を講じて、東亞が残るようなことはない。御安心あれ」と言ったという。
來栖(三郎)大使はフィリッピンに大使として赴任するやの噂さがあるが、当人は世界の大勢はマニラで決定するものではない。東京で御用に立つ以上、マニラには行かないと言ったそうだ。
八月三日(火)
片岡鉄兵君(作家)を交えてゴルフをなす。ファシスト崩壞で、日本の自由主義者に対する圧迫加わらんという点で、僕と同感。
片岡君の話――情報局や檢閲方面では、文学に志を立てて、失敗した連中がやっているので、とても我らにいいはずはないと。