후리가나로 읽는 일본 고전
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あんこくにっき
暗黒日記
清沢 洌
清沢 洌의 暗黒日記(あんこくにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,322자 · 188화면
二月二日(金)
二月七日(水)
二月八日(木)
二月十四日(水)
と。
二月二日(金)
今朝の新聞でいくつかの軍管区ができた旨発表。米軍の上陸に備うるためだという。磯谷(廉介)中將に逢う。同中將の話――
一億玉碎というが、玉碎とはわれわれ軍人が言うことで、一億を玉碎させぬために軍人の玉碎が必要なのだと。
僕は、そうした説が軍の内部から生れるようにしていただきたいと言った。
ある右翼のいったという話によると、彼らは皇軍さえ存続させてくれたら、米国の條件は受諾していいと言っているとのこと。どんな右翼やら。
二月七日(水)
もう学業は全くないといってよい。誰も勉強しているものはない。学生はみんな工場だ。いよいよ三日に米軍マニラに侵入す。先頃からマニラは軍事価値なしと宣伝していた。ドイツと同じ宣伝ぶりである。
二月八日(木)
一日中執筆。雪降る。
本年は世界あらゆる方面で、五十年ぶりの寒気だといわれる。東京で家の中の水が全部凍るということは、三十年の東京生活で知らない。炭はなく本年の寒さは誰にもこたえる。本年の冬を通じ、先頃、一俵の木炭の配給があっただけである。
二月十四日(水)
工場を休むものが非常に多い。一つはそうして他で稼ぐのであるが、もう一つは工場に行っても仕事がないそうだ。