후리가나로 읽는 일본 고전
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あんこくにっき
暗黒日記
清沢 洌
清沢 洌의 暗黒日記(あんこくにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,322자 · 188화면
十月四日(月)
十月五日(火)
聞けば鮎沢君の部下が左翼で引張られ、その証人として横浜の警察に呼ばれたが、同君が英米人と交渉があったとか、国際労働支局長だったとか、こんなことから過去一年半ぐらい注意されていたからだという。警察で三人の警部補および巡査から取調べられたが、何回なぐられかけたか知れなかったとのことだ。ずいぶんひどい言葉で罵倒され、隣室ではピシャリ/\なぐっている音が聞えた、と。
鮎沢君は若いときから外国にいて、日本人のサイコロジーを知らない。極めて善意をもって――憂国的動機から、外人と交際していた。それが疑いを買ったのである。気の毒である。
十月四日(月)
今朝の朝日と読売に、重慶が早く猛省せよ、という社論がある。汪精衞の「抗日戰の理由は既に解消した」と声明したのを、敷衍したものだ。ビルマに重慶軍が出たことに対するプロテストの意味もある。だが、すべて手遅れだ。目前の問題にのみ気を奪われている者の必然的にたどりつく立場である。
大本教が、現在の情勢を予言したとかで、また信者が増えて來たという。根柢のない信仰だから、そんなことがあるかも知れず。
十月五日(火)
先頃、重臣が東條を招待した。