후리가나로 읽는 일본 고전
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あんこくにっき
暗黒日記
清沢 洌
清沢 洌의 暗黒日記(あんこくにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,322자 · 188화면
八月十日(木)
八月十一日(金)
八月十二日(土)
云々の記事を書き、「米獸」といった表現を使う。「米獸屠殺の部署につけ」といった強い言い方である。戰爭には勝たねばならぬが、外国への反響がどうか。
八月十一日(金)
午後、軽井沢に赴く。途中、大島博光君という詩人と逢う。先ごろ帰りの汽車で老海軍少佐と同席したが、米軍は結局毒ガスをまいて、日本人全部を抹殺してしまうだろうと、眞面目に話していた由である。そうしたのが現在の宣伝方針である。八日付読売に「日本人皆殺しを狙う米鬼を断乎滅せ!」という十段の記事あり。
八月十二日(土)
午後、坂本直道君(満鉄参与)を訪問し、ともに鳩山一郎氏を訪う。一度しか逢ったことがなかったが、名のると直ぐ想い出したようだ。
鳩山は自から將來の時局收拾の衝に当る抱負をもっているようである。また、事実、いままで一切の便乘組に背をむけ來たり、翼政会からは脱退して自由の立場を持してきたので、立場はハッキリしている。重臣――とくに近衞などが目をつけて協力しているようだ。
鳩山は人なつこい、開放的で、好感がもてる。知的でもある。いつかはこの人の舞台がくるであろう。また、大胆で度胸もある。右翼に対し「戰爭は勝てると思わん」