후리가나로 읽는 일본 고전
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あんこくにっき
暗黒日記
清沢 洌
清沢 洌의 暗黒日記(あんこくにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,322자 · 188화면
十一月一日(月)
十一月二日(火)
十一月三日(水)
十一月八日(月)
今日から軍需省、運輸通信省、農商省が新設された。これを機会に「首相の権限を劃期的に強化した」という。同じことが何回新聞に繰り返されてきたことか。
晩に国民学術協会の理事会に出席す。どこに行っても中野正剛の死が、問題にされる。如是閑は、中野は非常な負け嫌いだったから、自分の意思の通りにならぬことを悲観したのだろうという。
十一月二日(火)
三十日の夕刊に報ぜられた日支同盟條約のことを書く。元來、同盟條約とは攻守同盟のことだ。しかるに今回のは戰後基本條約である。その目的は重慶工作だ。この政策を二年前に実施していたらと思う。
大陸からの撤兵を、何と言っても承知しなかったのは東條ではないか。その東條がいま率先して承諾している。東條はグルーのいわゆるフランクリイ・オポチュニストという男だ。だが、現下の政策として当然のことで、あえて非難する気になれぬ。
十一月三日(水)
小汀夫妻、お茶のみにくる。正ちゃんを戰爭に出して、母親は毎日泣いているよし。「日本の母親と、米国の母親とが話し合ったら、戰爭が早く片づきはせぬか」という。その通りである。
十一月八日(月)
英国に復興省が近く出來るという。