후리가나로 읽는 일본 고전
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あんこくにっき
暗黒日記
清沢 洌
清沢 洌의 暗黒日記(あんこくにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,322자 · 188화면
昭和二十年 (一月一日――五月三日迄)
昭和二十年一月一日(月)
家妻が鮎沢君を訪問した帰りの電車の中の出來事――ある妻君が「今夜あたり、またアメリカのお客樣がくるだろう」と言った。これを聞いていた憲兵が、横手でひどくこの婦人をなぐりとばして負傷させた。「電車の中ではどんなことも言えません」という。
昭和二十年
(一月一日――五月三日迄)
昭和二十年一月一日(月)
昨夜から今曉にかけて、三回空襲警報鳴る。燒夷彈を落したところもある。
配給の餅を食って、おめでとうをいうと、やはり新年らしくなる。曇天。
日本国民は、いま初めて戰爭というものを経驗している。戰爭は文化の母だとか、百年戰爭だとか言って、戰爭を讃美してきたのは、ながいことだった。僕が迫害されたのは、反戰主義という理由からであった。戰爭はそんなに遊山に行くようなものなのか。それをいま彼らは味っているのだ。だが、それでも彼らが本当に戰爭に懲りるか、どうかは疑問だ。結果はむしろ反対なのではないかと思う。
彼らは第一に戰爭は不可避なものと考えている。第二に彼らは戰爭の英雄的であることに醉う。第三に彼らは国際知識がない。知識の欠乏は驚くべきものがある。
当分は戰爭を嫌う気持が起ろうから、その間に正しい教育をしなくてはならぬ。