후리가나로 읽는 일본 고전
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あんこくにっき
暗黒日記
清沢 洌
清沢 洌의 暗黒日記(あんこくにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,322자 · 188화면
七月十一日(火)
これについて軍需省航空兵器総局長官大西(滝治郎)海軍中將は、国亡びて何の商法ぞと明言した。いわく、
「国亡んで何の会社の株か、何の商法かである。弁護士に頼んで商法や軍需会社法の研究をやっているときではない。ここにわが国最大の悩みと隘路を発見する。わが国各層の者は、このさいサイパン同胞の頭の中に、南洋開発や南洋拓殖の株のことが往來したかどうかということを、深く考えてみる必要がある。いま直ちに頭の切り替えができれば、軍需生産はたちまち二倍、三倍となり、また神兵神將も陸続と出てくること疑いない」と。
国が亡びないために商法も憲法もあるのではないか。また、ここでも責任を銃後にもってきている。
ある人の実話――農商省の若い役人から、靴だの鞄などを貰った。そして、こちらは砂糖をもって行った。その役人は証明書を渡し、「香港にて訓練用として使用」と。それで帳面は少しも不思議はないのである。役人、警官、軍人の腐敗堕落、言語に絶す。
七月十一日(火)
中央公論、改造の廃棄が発表された。情報局橋本(政実)第二部長の談によれば、両社の営業方針中に、戰時下国民の思想指導上許し得ない事実のあることが明らかになったので、自発的廃棄を慫慂したという。