후리가나로 읽는 일본 고전
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あんこくにっき
暗黒日記
清沢 洌
清沢 洌의 暗黒日記(あんこくにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,322자 · 188화면
八月三十一日(火)
九月一日(水)
思想は半熟であり、時代の思潮を代表しているだけで、論理的ではない。有田は頭がよくない。ただ人間が生一本で、屈しないところがあるのが取柄だ。眞面目である。
ドイツはデンマークに戒嚴令を布いた。英国の敵前上陸が迫ったものと思われる。ドイツはいつまでもつか。ドイツが「国際法に準拠する云々」と言ったのは注目すべし。今まで国際法などは頭になかった。
八月三十一日(火)
島崎藤村氏遺族宅を訪問。夫人靜子さんは疲労のため入院中とはさもあろう。床の間に、あの藤村氏の透きとおった目が光っていた。しかし、叱るような目ではなかった。下向きの反省的眼光であった。
駿河台の文化学院を文部省が閉鎖。自由主義的だからとのことだ。役人の一存で、こうした刑罰的なことができる組織は恐ろしい。日本には憲法存せず。島中君の二女が行っていて、とてもよい学校だと言っていたが。
九月一日(水)
勧業銀行に借金に行く。富士アイスの新株払込みに充当するためである。借りるとなると、大した金でもないのに、いかに面倒であるかがわかる。僕などには余程よくやってくれているのだが。
米機多数、南鳥島に來襲。ために警戒警報発せらる。