일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あんこくにっき

暗黒日記

清沢 洌

清沢 洌의 暗黒日記(あんこくにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,322자 · 188화면

아오조라 문고

二月十三日(日)

また、不必要だと考えている。いわんや戰後の世界新秩序など考えても見ないらしい。これではとてもダメである。

晩、柳沢健君の日泰文化会館の会に赴く。どこでも問題になることは、食物の話だ。腹いっぱいにならぬというのである。桑木(嚴翼)博士も今日は家に米が一粒もないと言っていた。

柳沢君の娘が学校に行くのに弁当をもたせてやるが、女中がその中から盜んで食う。それを叱れば、出て行かれるだろうし、どうにもならぬと言う。うちの英子の青山学院では弁当をストーヴであたためるのを中止した。どんどん盜まれるからである。いずれも食糧問題の窮迫を言わざるはなく、これから悲観論が現われている。

東京に、本年の六月二十八日に戰爭が日本の勝利に終るという占いがあるそうだ。今日まではよく当った売卜者だという。いま売卜者が大流行であって、それに望みをかけているという状態だ。

二月十三日(日)

ウォター・リップマンの米国外交史を読む。日本とドイツを強国より抹殺し、米、英、ソ、支が戰後世界秩序の責任者たるべきことなどを説いている。結局、地域主義を主張することになるが、果してアメリカが従來の孤立主義に閉じこもっていられるかどうか。