후리가나로 읽는 일본 고전
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あんこくにっき
暗黒日記
清沢 洌
清沢 洌의 暗黒日記(あんこくにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,322자 · 188화면
三月十六日(木)
この国民の愚や及ぶべからず。
三月十六日(木)
高級料理店を閉鎖したのは、労働者や徴用者の反対が激しく、そういうものを閉鎖しなければ治安の責任がもてぬと、警視庁が言い出したからだという。それはさもあるべきことだ。徴用士たちの寄宿舍では、「おれらが働いていても、重役や軍人が待合に行っているではないか」と不平をいっていると、銀星にいた小林が話した。
高級料理店に対する労働者の反感と同時に、東調布警察署あたりの常会係りの刑事が、さかんに「奧樣」や「物持ち」を反撃し、女中階級を扇動しているとのことだ。これは若い下級官吏には特に通有することである。
三、四日前、白柳秀湖が手紙をよこした。彼は、「徳義がすたれれば、戰爭に勝っても国が亡びる。国家永遠のためには、敗戰したほうがいいかも知れぬ」という。ここで彼は誤謬を犯している。第一に戰爭は何よりも道義心を破壞するものだということだ。第二はその戰爭の責任者は誰なのだ。彼や徳富蘇峰などが、最も大きなその一人ではないか。日本歴史や日本精神をムヤミに誇張し、相手の力を計らなかったのは彼らではないか。
今日は興味深い話をきいた。