일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あんこくにっき

暗黒日記

清沢 洌

清沢 洌의 暗黒日記(あんこくにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,322자 · 188화면

아오조라 문고

三月十九日(日)

三月二十日(月)

「玉碎」という文字は使わなくなったそうだ。山根(眞治郎)君が松村報道部長に、「そんな文字を使うのはオカしいではないか」と言ったからだと話していた。また「一機でも多く」も標語としなくなったという。必要が彼らの道徳を変える。

三月十九日(日)

積雪五寸に近し。

暸の話――吉田大尉の話では、勅使が第一線に行って、日ソ戰爭をしないように、先方が乱暴しても当方では忍耐するようにと説いたそうだ。

今朝の新聞では「勤労昂揚方策」と「女子挺身隊制度強化」という二つの要綱が閣議を通過し、デカデカと発表されている。見ると最高勤労能率を発揮するため、軍隊的規律による職階制を確立するというのだ。まるで生かじりの中学生の作文みたいなものである。彼らはまだ観念いじりに終始している。能率的には軍隊ほど非能率なところはなかろうではないか。

人間は自分の経驗以外はわからないものである。工場に軍隊式を徹底させることが、最善だと考えているのだから面白い。彼らには、競爭主義の味がわからないのだ。確信のみあって知識なき徒。

三月二十日(月)

けさの新聞は恐る恐るではあるが、「形式主義の否」(毎日)とか、「必要なのは書くことではなく物をつくること」