후리가나로 읽는 일본 고전
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あんこくにっき
暗黒日記
清沢 洌
清沢 洌의 暗黒日記(あんこくにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,322자 · 188화면
四月五日(水)
四月七日(金)
道理で!)
汽車、電車は殺人的な混雜である。電車から出てきたら、赤ン坊が死んでいたという例は少くない。
毎日の今日の社説によると、イタリアの裏切りはユダヤ勢力の働いた結果だ、とある。毎日という大新聞の主筆上原(虎重)という人が、ユダヤ陰謀の一本槍だとのことだ。まさに軽蔑に値する。
東條首相が、ある飛行機工場を突然訪問した。おみやげに卵と酒肴料をもって行った。かれは日本国民全体に卵と酒肴料をもって行けるか。
四月五日(水)
新聞が印度作戰について書きたてている。相変らず「至妙なる作戰」と謳っている。軍部の連中は朝から晩まで讃められていないと、一日が過ごせないのである。が、印度作戰は大きな政策から見ると、悲しむべき結果を生ずることは明瞭である。かりにインパールをとったらどうするというのだ。それ以上は進めず、さればとて退けぬ。戰局の釘づけなのである。そして、犠牲は非常に多いであろう。
四月七日(金)
インパールへ日本軍は進出しつつあり。これは東條大將が参謀総長になってから、最初の大きな作戰だ。これによって印度が動搖し、反英運動が起る可能性をねらったものだ。