일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あんこくにっき

暗黒日記

清沢 洌

清沢 洌의 暗黒日記(あんこくにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,322자 · 188화면

아오조라 문고

五月五日(金)

五月七日(日)

五月十日(水)

將來、三、四町歩をもって、晴耕雨読できたらばと思う――それまで生命あらば。

近ごろは生命の限度を考える。「早く仕事をしてしまわねば」といった焦慮がある。

五月五日(金)

学生――学徒といっている――は、労働に駆り出されている。大学生が土木工事の土を運んだり、物を積み卸ししているのである。閣議でその要綱が決定したが、学科は一週間六時間以上、毎日の勤労は十時間が原則といった具合だ。

外務省の人事課長が話していたが、高文試驗の成績が非常に惡いという。学問とか、將來というものを考えないのか。

五月七日(日)

軽井沢にきた。汽車は空いていた。何年ぶりのゆるやかさであろう。そう言えば最近は東海道を走っている汽車もガラ空きだ。そして鉄道の役人はこれを誇っている。これが役人的考え方の代表的なもので、それだけいわゆる戰力増強が阻害されているのに気がつかないのである。

五月十日(水)

ラジオも新聞も、近ごろの人心が不親切で、不愉快であることを説く。西洋的なものをすべて放逐し、ローマ字を漢字に変え、惡の根源は全部なくしてしまったはずではないか。それだのにどうして好ましくないことが、国内にあるのだろう。