후리가나로 읽는 일본 고전
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あんこくにっき
暗黒日記
清沢 洌
清沢 洌의 暗黒日記(あんこくにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,322자 · 188화면
五月二十二日(土)
五月二十四日(月)
五月二十六日(水)
芝染太郎氏はフィリッピン行きを志望したが、中止になった。同氏がロータリー・クラブの幹事をしていたので、親米家と考えて軍部が反対したからだという。昨日、田舍から出てきた同氏の談話である。
五月二十二日(土)
山本五十六大將戰死を昨日発表さる。
正宗白鳥氏は「田舍の景気はいい。子供を殺しても、それを運命的に見ている。日本国民は戰爭の前途に、大した不安をもっていない」と話していた。そうだろうと思う。暗愚なるこの国民は、一種の宿命観をもっているのだ。
五月二十四日(月)
中央公論の小説「細雪」(谷崎潤一郎)は評判のものだったが、掲載を中止した。「決戰段階たる現下の諸要請より見て、あるいは好ましからざる影響あるやを省み、この点遺憾にたえず」だと。六月号社告にある。
山本元帥の死は、非常なショックであった。しかし、近ごろのラジオと新聞のように、朝夕繰返していられると、少しウンザリする。近ごろの指導者たちはサイコロジーを知らぬ。もっとも一般国民には、そのほうがいいのか。
五月二十六日(水)
小寺君という三井(高維)君(現三井報恩会理事長)の親友が、「実業家は、学者の観測はまるでダメだと言っています」