후리가나로 읽는 일본 고전
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あんこくにっき
暗黒日記
清沢 洌
清沢 洌의 暗黒日記(あんこくにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,322자 · 188화면
七月三日(月)
学生は気の毒だ。鮎沢君の長男は、浅草で家のとりこわしに働き、身体一面ノミに食われたという。
七月三日(月)
朝早く軽井沢に來る。偶然、高崎から蝋山君の乘り込むに逢う。蝋山君から島中君の中央公論社長辞職問題をきく。
一、蝋山君に代行社長になってくれと交渉があったが辞退した。
二、神奈川の特高課長が島中君の訊問が終ったとき、「結果はいずれにしても、社長はやめてもらいたい」と申し込んだ。その後、一週間に一回くらいずつ呼出す。病気だと言っても、「病気だって構うもんか」といった調子。もし、呼出しに応じなければ檢挙するといった模樣である。
三、島中君が南病院に入院したときに、夫人が祕書の藤田君を伴って、その旨を神奈川県警察へ釈明に行った。
四、島中君は、杉森孝次郎(早大教授)、大熊信行(評論家)、蝋山政道、馬場恒吾の諸君を病院に招いて、その前日かに警察に社長をやめたことを申出たことを話して、善後策を相談したとのことである。
五、これは政府権力を利用して、三十台の青年官吏を中心に、中央公論乘取り策をやっているのだ。はじめ島中君は自分がやめて、代理社長をあげるつもりであったが、それでは「政府」