후리가나로 읽는 일본 고전
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あんこくにっき
暗黒日記
清沢 洌
清沢 洌의 暗黒日記(あんこくにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,322자 · 188화면
五月二十七日(木)
五月三十一日(月)
六月三日(木)
と話していた。学者がダメなのではなく、現在の学者らしく振舞っている者がダメなのである。
五月二十七日(木)
時局雜誌に野村重臣(評論家)という男が、僕の外交史が英米の見解を述べていると言い、国内の思想鬪爭を展開しなくてはならぬという。彼は何故に、どこが否であるかを指摘しないのだ。彼の観方が正しいという証明がどこにあるか。僕の観方が純日本的だと言えば、それは観方の相違ではないか。問題は彼のイデオロギーをもってして、果して日本を偉大にすることができるかという点にある。戰爭の責任者はこの輩である。
五月三十一日(月)
昨日、アッツ島の日本軍が玉碎した旨の放送あり。作戰に対する批判がないために、その反省がなく、従って凡ゆる失敗が行われるのだ。次ぎに來るものはキスカだ。ここには一個師ぐらいいると言われる。玉碎主義はこの人々の生命をも奪うであろう。それは国家のためにいいのであろうか。この点も今後かならず問題になろう。胸いたむ。
六月三日(木)
朝、ラジオで徳富蘇峰の講演あり。ペルリが日本占領の意図あり、彼の像を建てたごときは、以っての外という。また、日露戰爭にルーズベルトの仲介したのを感謝するごときも、バカバカしいことだという。