후리가나로 읽는 일본 고전
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あんこくにっき
暗黒日記
清沢 洌
清沢 洌의 暗黒日記(あんこくにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,322자 · 188화면
八月二十九日(日)
八月三十日(月)
つまり、そこは全く治外法権である、と。
八月二十九日(日)
アッツ島の山崎大佐が二階級とんで、中將になる。昨夜のラジオも新聞もそれで一杯、他の記事は全然ない。軍の命令であることは明らかだ。「鬼神も哭く」式の英雄は、もう結構である。願くば今後「玉碎的美談」出ずるなかれ。そして、作戰をして左樣な悲劇を繰返すごとき方途をとらしむるなかれ。
それにしても国民は「責任の処在」を考えないのだろうか。イグノランスの深淵は測りがたい。
八月三十日(月)
東洋経済新報に出社。伊藤正徳君も來る。
石橋(湛山)君の話――山中湖で有田(八郎)氏(元外相・現代議士)と会談したが、有田君も極端に時局を悲観しているそうだ。東條首相以下はまだ樂観しているとのこと。恐らくはその地位にいると樂観するものであろう、と。
伊藤君の説では、米国はラヴアルに全力をつくしているようだ。ラヴアルが落されれば、第一線にクサビを打ち込まれるものである。比島にくれば日本はダメであろう、と。
「昭和外交片鱗史」を読む。いちおう読んだが、再読しているのである。有田氏が書いたものとして、後に残るものだ。ただし、有田の「大東亞共栄圈」