일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あんこくにっき

暗黒日記

清沢 洌

清沢 洌의 暗黒日記(あんこくにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,322자 · 188화면

아오조라 문고

十二月十八日(土)

近ごろ外国に行くのは、神風連的な右翼連中に限られている。彼らは無知でありながら、恐ろしく自信がある。そして、東亞諸国に行って、それ錬成だ、それ儀礼だという。こんな連中に彼らが敬服するはずがない。戰後、東亞諸国の識者から、日本に関する評判を聞きたいものである。

日タイ文化会館の主催で、タイの新大使ウィシエットの歓迎会があった。その席上で萩原徹という大東亞省書記官の話。

――東條という人は、反対する人を好まない。今のところ重光さんが少し忠告したりしているが、あれが続くと放り出されるだろう、と。

十二月十八日(土)

近ごろの新聞文章には必ず一つの型がある。「戰力増強に邁進しなければならぬ」「銃後の責を果たさなければならぬ」といった言葉を最後につけ加えることだ。これは説教好きな国民性を示すひとつの現われだが、言い放しにすると何か不安を感ずるのだろう。

英軍は十六日ベルリンに千五百トンの爆彈を投下したよし。日本にも同じ戰法をとるだろうが、そうなると東京で残存するのは極めて少い建物だろう。

古本市場を見に行く。稻垣満次郎氏の「外交と外征」を買う。明治二十九年の発行だ。