轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
あすはてんきになれ
明日は天気になれ
「西日本新聞 第二四九四六号~第二五〇四六号」1953(昭和28)年1月2日~4月13日
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 114,679 字 · 228 页
戦闘準備なくしては今冬の無事越年を期しがたいというので、一番でッかいストーブを買ってきて十八畳の部屋へデンとそなえてやった。
九州の炭坑に三が日もぐりこんだがおかげで石炭のメキキができるようになったが、わが家の石炭は石炭とボタのアイノコだ。それでもせっせとたくと二十度の室内温度を保つことができる。
私が大いに威張っていると、私のたのんだ元税務署長という計理士が現れて、
「なんにもないウチだなア、このウチは」
「エヘン、エヘン」
といって、私はストーブの方へセキをしてみせたが、先生はちッとも気がつかない。この土地じゃア珍しくないらしいや。
しかし、ストーブの威力はたいしたものだ。赤城オロシのカラッ風も平チャラじゃないか。なんとまア冬というものはよきシーズンであるか、とビールをかたむける。
私の育った越後も寒かった。あすこにはコタツというものがあるが、背中が寒いから、まんまるくなってコタツに当っている。ノビノビと健全なる暖房じゃない。
田舎では今でもソダを燃してイブされながら暖をとる。鉢の木だ。
「ナア、オイ。燃しても煙のでねえ物があるてえと、冬に眼が痛むてえことがねえな」