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あすはてんきになれ
明日は天気になれ
「西日本新聞 第二四九四六号~第二五〇四六号」1953(昭和28)年1月2日~4月13日
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 114,679 字 · 228 页
発明の拷問
御幣がうごくのだそうだ。
また御燈明の方は砂時計の仕掛けを利用したもので、一定時間に一定量の油が底から抜かれる仕掛けになっていて、祈りの終る時に自然にパッと消えるのだそうだ。
これを仕掛け山伏というのだそうだが、現代の何々教でも、この仕掛けで結構通用しそうじゃないか。
とにかく現代は、ジャーナリズムも教祖も予言狂時代である。戦争なんか勝手にしやがれという連中は、クイズや競輪で、これも当てッこに熱中している。
ピラミッドの御神タクも雄大で結構だが、ふたたび古事記の御神タクが復活しないよう祈るや切である。
発明の拷問
近頃の外国映画には拷問と手術の場面が多い。鎖でぶらさげてコテで肌を焼くという拷問が主である。手術の方は素人の応急手術の場面が多く、内臓からピストルのタマをぬいて、これもコテで焼いて消毒する。
こんな場面は映画の筋や効果の上から不必要だと思うのに、焼ゴテを当ててウーウーと呻かせる。焼ゴテで呻かせるのに特別の趣味があるとしか思われない。
その場面がなければ芸術上の効果が減ずるという必然性によるものなら話は分るけれども、なくてすむのにわざと見せるのは悪趣味という以外に仕様がない。