轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
あすはてんきになれ
明日は天気になれ
「西日本新聞 第二四九四六号~第二五〇四六号」1953(昭和28)年1月2日~4月13日
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 114,679 字 · 228 页
これが事実上の優勝戦であるばかりか、その勝者は甲子園で優勝するだろうと考えられていたほどの東京では珍しい実力の充実した両チームの対戦であった。
私はそれを神宮球場へ見物に行った。あの広い神宮球場に、見物人は私ひとりである。両校の応援団も来ていない。まもなくデブデブとふとった紳士が見物にきて、自然私の横へ寄ってきて、二人であれこれ話しながら見物していたが、おそらく野球関係者であろう。たぶん現在プロ野球の大立者の誰かが彼であるに相違ない。ともかく、神宮球場でたった二人で野球を見物したのであった。この試合は日大三中が四対三で勝って甲子園へ出場したが、案外呆気なく敗退した。投手に好選手がいなかったのである。近鉄の関根がまだ一年生ぐらいで日大三中の二塁をやっていた。ギッチョの二塁で目立ったが、荏原の二塁は東急の浜田であった。二人ともそのチームの最年少選手であったように思うが、さすがに素質は当時からかなり光っていた。
昨年桐生へ転居いらい、また高校野球を見物するのが楽しみになった。なぜなら、桐生は高校野球では全国屈指の名門で、したがって関東各地の優秀チームが練習試合にやってくるからである。