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さんごくし
三国志(三)
吉川 英治
線上閱讀吉川 英治《三国志(三)(さんごくし)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 312,452 字 · 628 頁
叛乱を起そうというのだ。楊奉も異存はない。天子を扶けだしてやろうとなった。
その夜の二更に、宋果は、中軍から火の手をあげる合図だった。――楊奉は、外部にあって、兵を伏せていた。
ところが、時刻になっても、火の手はあがらない。物見を出してうかがわせると、事前に発覚して、宋果は、李※(「にんべん+確のつくり」、第4水準2-1-76)に捕われて、もう首を刎ねられてしまったとある。
「しまった」と、狼狽しているところへ、李※(「にんべん+確のつくり」、第4水準2-1-76)の討手が、楊奉の陣へ殺到して来た。すべてが喰い違って、楊奉は度を失い、四更の頃まで抗戦したが、さんざんに打負かされて、彼はついに夜明けとともに、何処ともなく落ちのびてしまった。
李※(「にんべん+確のつくり」、第4水準2-1-76)の方では、凱歌をあげたが、おかしなものである。実はかえって大きな味方の一勢力を失ったのだ。――日をおうに従って、彼の兵力はいちじるしく衰弱を呈してきた。
一方、郭※(「さんずい+巳」、第3水準1-86-50)軍も、ようやく、戦い疲れていた。そこへ、陝西地方から張済と称する者が、大軍を率いて仲裁に馳け上り、和睦を押しつけた。