輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
しんらん
親鸞
吉川 英治
線上閱讀吉川 英治《親鸞(しんらん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 566,138 字 · 1127 頁
「その御教えは、幾度かうかがって、自分では解っている気がしながら、時折、また同じような疑いに惑うのでござります、怖らくこれは私一人の疑いとは覚えませぬ。――なぜならば、ではなぜ、僧は妻を持たぬか、肉を忌むかということに考えいたるからであります」
「いと易いお質問じゃ、それらの行はすべて、修行の障りとなるために、自力を頼んで排した難行道の相なのです、他力易行の門には敢てないことじゃ、あるがままの相にまかせておくのみで、こうあれと強いることはすでに難行道になろう。自力門の修行は、智恵を窮めて生死を離れ、易行門の修行は、痴愚にかえって極楽に生れるところにあるのでござる。法然とても、好むままの生活をとっているに過ぎません、努めて、肉食を忌み、女人を避けている次第ではない、ただ、今のままが、気楽であるし、自分にぴったりしているために、容をかえないだけのことです」
「では……」月輪殿は、何か大きな救いの手の下へ、歓喜してひれ伏すように、思わず声を弾ませていった。
「御弟子のうちから、一人の若人をちょうだいして、私の末姫の女と娶合せたいと考えまするが、上人に、お言葉添えをしていただかれましょうや? ……」