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さんごくし
三国志(一)
吉川 英治
線上閱讀吉川 英治《三国志(一)(さんごくし)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 309,839 字 · 622 頁
四
と、官職の要求をした。
四
宮門に軍馬をならべて、官職を与えよと、強請する暴臣のさけびに、帝も浅ましく思われたに違いないが、その際、帝としても、如何とする術もなかった。
彼らの要求は認められた。
で――李は車騎将軍に、郭は後将軍に、樊稠は右将軍に任ぜられた。
また、張済は驃騎将軍となった。
匹夫みな衣冠して、一躍、廟堂に並列したのである。――実に、一個の董卓の掌から、天下の大権は、転々と騒乱のうちにもてあそばれ、こうしてまたたちまち、四人の掌に移ったのであった。
猜疑心は、成りあがり者の持前である。彼らは、献帝のそばにまで、密偵を立たせておいた。
こういう政府が、長く人民に平和と秩序を布いてゆけるわけはない。
果たして。
それから程なく、西涼の太守馬騰と、并州の刺史韓遂のふたりは、十余万の大軍をあわせて、「朝廟の賊を掃討せん」と号して長安へ押しよせて来た。
李※(「にんべん+確のつくり」、第4水準2-1-76)たちの四将は、「どうしたものか」と、謀士賈に計った。
賈※(「言+栩のつくり」、第3水準1-92-6)は、一策を立てて、消極戦術をすすめた。