Japanische Klassiker mit Furigana
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げんだいやくろんご
現代訳論語
下村 湖人
Lesen Sie 現代訳論語 (げんだいやくろんご) von 下村 湖人 (しもむらこじん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 127.327 Zeichen · 256 Bildschirme
一一(三一三)
一二(三一四)
一三(三一五)
一四(三一六)
」
一一(三一三)
先師がいわれた。――
「古語に、単なる善人に過ぎないような人でも、もしその人が百年間政治の任にあたることが出来たら、人間の残忍性を矯め、死刑のような極刑を用いないでもすむようになる、とあるが、まことにその通りだ。」
○ 善人==人の上に立つための学問修養はつんでいないが、本質的には善良な人。(参照――一七二章、二七二章)
一二(三一四)
先師がいわれた。――
「たとえ真の王者が現われても、少くも一世代を経なければ、民をあまねく仁に化することは出来ない。」
○ 王者==聖徳をそなえ、天命をうけて王となる人。
○ 原文の「世」は一世代、即ち三十年。
一三(三一五)
先師がいわれた。
「もし自分の身を正しくすることが出来るなら、政治の局に当っても何の困難があろう。もし自分の身を正しくすることが出来ないなら、どうして人を正しくすることが出来よう。」
一四(三一六)
冉先生が役所から退出して来られると、先師がたずねられた。――
「どうしてこんなにおそくなったのかね。」
冉先生がこたえられた。――
「政治上の相談がひまどりまして。」
先師がいわれた。――
「いや、そうではあるまい。