Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
げんだいやくろんご
現代訳論語
下村 湖人
Lesen Sie 現代訳論語 (げんだいやくろんご) von 下村 湖人 (しもむらこじん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 127.327 Zeichen · 256 Bildschirme
一〇(二八八)
――
「どうして十分の一税になさいませんか。」
哀公がいわれた。――
「十分の二税を課しても足りないのに、十分の一税になど、どうして出来るものか。」
すると、有若がいった。
「百姓がもし足りていたら、君主として、あなたはいったい誰と共に不足をおなげきになりますか。百姓がもし足りていなかったら、君主として、あなたはいったい誰と共に足りているのをお喜びになりますか。」
○ 有若は、論語の編者によつて、しばしば「有子」という敬称をもつて呼ばれた人で、孔子の門人中では、若年ではあつたが、顔囘につぎ、曾子と並んで有徳の人であつたらしい。風采も孔子によく似た人であつたと伝えられている。
一〇(二八八)
子張がたずねた。――
「徳を高くして、迷いを解くには、いかがいたしたものでございましょうか。」
先師がこたえられた。――
「誠実と信義を旨とし、たゆみなく正義の実現に精進するがよい。それが徳を高くする道だ。迷いは愛憎の念にはじまる。愛してはその人の生命の永からんことを願い、憎んではその人の死の早からんことを願う。何というおそろしい迷いだろう。愛憎の超克、これが迷いを解く根本の道だ。